【数学ガール】定義式について
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最近、数学を改めて学んでみようと思っている。
学ぶと言っても、ドリルをやるとか、なにかの試験を受けてみるとかではなく、数学は社会の何に役に立つのかということを知りたく、そして(子供に)説明したく学びたいというのがモチベーション。
そこで前から気になっていた「数学ガール」を読んでみた。
まだ途中だが面白い。
教科書のように数式がバンバン出てきて、かつ物語になっている。
楽しい教科書という感じ。
(数学が「厳密さ」が大事なので、「バンバン」とか言うと怒られそうだ)
さて、最初の方に、「定義式」についての話がある。
「α + β という式に、s という名前をつける」
s = α + β
物語の中では、ここで、
「なぜ s なのか?」
「α や β はどこから出てきた?」
というような疑問がでる。
そして回答としては、
「何でもいい。後で説明しやすく、または読みやすく、わかりやすくするために名前をつけている」
という。
ちょっとプログラミング(コーディング)と重なった。
プログラミングでも、変数や定数というのを使う。
初心者用の本などでは、「値を入れておく箱」のようなものある。
でも実際は、値だけでなく、計算式を入れたりもする(正確にはその計算式の値だけど)
それはコードが読みやすくするためにしていたりする。
何が言いたいかというと、プログラミングには数学の知識や考え方が必要と言われるが具体的にはわからなかった。
この「定義式」について考え方だけでも、数学の必要性が見えてきた。
数学でよく使われる「定義(式)」という考えが、違和感なく自分の中にあれば、プログラミングで使う変数や定数での代入、そしてそれをコードの中で再利用するのも違和感なく使えるだろう。
やっぱり数学は面白い。
(物語を読み進めての追記)
「 r は実数(real number)の頭文字」
「 定数のときは a, b, c を使い、変数のときは x, y, z を使うときは多い」
「 n は整数や自然数に使うことが多い」
なるほど。スッキリした(数学の話)